ポルトガルを観光してきたので旅行記書いてくよ!その1【2020年】

ポルトガル 旅行記 2020 ポルトガル

 

たにの
たにの

昔一度だけ食べたパステル・デ・ナタの美味しさに取り憑かれ

いつか行こうと思っていたポルトガル…

 

たにの
たにの

コロナ流行直前の2月前半に行くことが出来たので

その時の様子を紹介していくよ

スポンサーリンク

ポルトガルってどんな国なの?

ポルトガル 旅行記

たにの
たにの

スペインと大西洋に挟まれていて、ヨーロッパ大陸の最西端に位置しているポルトガル!

たにの
たにの

ポルトガルは旅行先としてはそんなにメジャーではなく、スペイン行ったついでにちょっと寄っていく程度の場所みたいな風に思われがちだけど、古風な町並みや綺麗なビーチ、海産物を主体とした美味しい料理がたくさんある魅力的な国なんだ!

スポンサーリンク

ポルトガル旅程表

日付 移動・滞在予定
2/7 成田空港→ドバイ国際空港(Dubai International Airport )
2/8 ドバイ空港→ポルト空港(Aeroporto Francisco Sá Carneiro)
ポルト市街散策
2/9 ポルト→アヴェイロ→コスタノヴァ
2/10 コスタノヴァ→アヴェイロ→コインブラ
2/11 コインブラ→entroncamento→カシュテロブランコ→モンサント
2/12 モンサント→カステロ・ブランコ→リスボン
2/13 リスボン散策
2/14 帰宅:リスボン→ドバイ→成田空港”

ポルトガル

たにの
たにの

今回はポルトガル第二の都市であるポルトから南下していくように旅程を組んだよ。

たにの
たにの

日本からポルトガルへは、フライト時間がトランジット込で丸々24時間あるので、じっとしていられない人にはかなり苦行の旅になると思うよ。

スポンサーリンク

ポルトガル旅行記【2020】part1

ポルトガル旅行記【初日】移動+ポルト市内散策

From 成田空港 To ドバイ国際空港

ポルトガル 旅行記

残念ながら日本からポルトガルへの直行便は出ていないので、トルコやドバイを経由してポルトガルに向かう事になるよ。

乗った事のない航空会社を利用したかったので、今回はエミレーツ航空を利用してみることにしたんだ。貧乏社畜のたにのは勿論エコノミー席。ぴえん…🥺

昨今のエミレーツ航空は評判悪いみたいな事を聞いていたけど、自分的には特に悪い点は無かった印象だね。(単純に自分があまり周りを気にしてないだけかも)

成田空港発のエミレーツ便だと、フライトが23時発なので、飛んでから早めに寝られて体感搭乗時間を短く出来るのでオススメだよ

エミレーツ航空 機内食

ちなみにエミレーツ航空の機内食はかなり美味しい方なので、食に拘る人はエミレーツ航空に乗ってみるといいかもしれない。(麦多めヘルスィ)

 

From ドバイ国際空港 To ポルト(フランシスコ・サー・カルネイロ空港)

ポルトガル 旅行記

12時間のフライトを経てドバイ国際空港に到着!

簡単な荷物チェックを済ませ、ポルト行きの飛行機が出るゲートまで向かうために辺りを見回してみるとこんな看板を発見。

ドバイ国際空港

ドバイ国際空港はターミナルが3つに分かれているらしく、ポルト行きの飛行機が出るゲートCには、現在位置のAゲート付近から30分かけて移動しなければならない。

とはいうもののトランジットが3時間以上あるので、特に焦る必要はなかった。
案内板に従って移動すればよっぽどの方向音痴じゃなければ大丈夫だと思うよ。

別ターミナルへは、無人電車とデカイエレベーターを乗り継ぎする必要があるよ
案内板がたくさん出てるので、確認しながら移動すれば余裕余裕

ドバイ空港では特に面白そうなものが見当たらなかったので、対象ゲートの近くにあるソファでゴロゴロしながら飛行機の準備が整うのを待っていた。

ドバイからポルトまでは再度エミレーツ航空の飛行機に搭乗し、大体9時間のフライトになる。

FF14 光のお父さん

丸々24時間飛行機に乗り続けたのは初めてだけど、エミレーツ航空の機内エンターテイメントは割と豊富で映画見てたら割とあっという間にポルトに到着していた感じだね。

劇場版 光のお父さんも提供されてるので、FF14プレイヤーはこれからエミレーツ航空使うようにしような

ポルト空港からポルト市内への移動について

From ポルト(フランシスコ・サー・カルネイロ空港) To ポルト中心街(Trindade駅)
ポルト IC

ポルト空港に無事到着!ここで問題発生。メトロ乗り場への行き方が結構ややこしい。

ポルト空港を出るとタクシー乗り場があって、その向こう側にメトロ乗り場を確認出来るんだけど、地上からだとどう見ても乗り場へ上がれる場所が見当たらない。

全然案内とかもないので迷っていると、何故か空港内の地下に続く階段へみんな降りていくので付いて行ってみることにする。

地下は駐車場になっていて、よく見ると案内板にメトロ駅への行き方が書いてある。こんなん初見で分かるわけねーだろいい加減にしろ。

メトロ用の券売機も地下にあるので、購入を済ませてからホームに上がろう。

空港からTrindade駅までは所要時間35分程度。

ポルト市内散策

ポルト Trindade

現地時間は15時位。長時間フライトで体がグニャグニャにされてしまっているが、やはり現地の景色を実際に目にすると散策のモチベーションが湧いてくる。

残念ながら小雨が降る中の散策となってしまった為、ジャンパーのフードを被りいざ出発。

アルマス聖堂

アルマス聖堂

Trindade駅からメインストリートを進んでいくと交差点沿いに目立つ建物を発見。

ここはアルマス聖堂といってポルト市街のランドマーク的な場所になっているっぽい。

ポルトガルの伝統的なタイルであるアズレージョで全体が装飾されていて、神秘的な雰囲気を纏っていた。

アズレージョというのは白い陶器のタイルに青い塗料で模様や絵を描いたもの。
ポルトガルの駅や教会等は、アズレージョで装飾されている事が多く、様々な場所で見る事が出来るポルトガルの名物。

ポルトガル伝統菓子:パステル・デ・ナタ

エッグタルト

少し歩き疲れたので適当なカフェで休憩する事に。

ポルトガルのお菓子といえばこれって位メジャーなパステル・デ・ナタがあったので注文!
サクサクのパイ生地にカスタードクリームが詰められててシナモンかけて食べると最強にうまい。

ポルトガルではカフェやパン屋さんに必ず用意してあるので、どこでも食べる事が出来るよ。
甘さ控えめなので、何個でも食べられそう。
以下の店はナタとエスプレッソ頼んで1.9ユーロ程度だった。
ポルトガルは全体的に物価安めなのがありがたいね。

ナタをもぐもぐしながらスマホポチポチしてると、店のおばちゃんがメモにWifiのパスワードを手書きしたものを渡してくれた。

こういう小さな親切がありがてぇ……でも………おばちゃん……字が汚くて読めない……

結局Wifiに接続する事は出来なかったけど、ゆっくり休憩する事が出来た。

オブリガード…おばちゃん…!

レロ・イ・イルマオン

レロ・イ・イルマオン

ポルトといったらココ!っていう位の有名所であるレロ・イ・イルマオン!
16時位に見に行ったんだけど、入口前は大量の人で溢れかえっていたよ。
ハリー・ポッター作者のJ.kローリングがこの本屋さんから着想を得ていた事から大人気スポットとなっているみたい。

レロ・イ・イルマオン

1Fと2Fに別れていて、どっちのフロアも人でぎゅうぎゅう。
ツアーの団体客も頻繁に来るので、あまりゆっくり見て回れる場所ではない。

ステンドグラス レロ・イ・イルマオン

天井のステンドグラスを見ていると、本屋に入ったというより美術館にでも迷い込んだような気分になってくる。

レロ・イ・イルマオン

レロ・イ・イルマオンに並べられている本は勿論購入する事が出来る。本を購入する際に入場チケットを提示する事で、チケット代分を割引してくれるサービスが提供されているよ。

もし気に入った本があったら記念に購入してみるのもいいかもね。

レロ・イ・イルマオンのチケット売り場の場所

2020年2月時点では、レロ・イ・イルマオン正面からちょっと進んだ所にある路地を進んでいった場所にチケット売り場が設けられているんだ。

レロ・イ・イルマオン チケット売り場

こんな感じでチェックインの看板も出ているのですぐ分かると思う。

チケット売り場には、ロッカーが設置されているので大きい荷物を持ってる人は預けておこう。
要1~2EURO硬貨。

バックパック、手提げかばん等を持っての入場は出来ないので、必ずロッカーに荷物を預けておく事を推奨するよ。人が多いので邪魔になっちゃうからね
Pao de Acucar Hotel

初日ということもあり、ちょっと歩いただけでたにののあんよがダウンしたので、Booking.comで予約しておいたホテルに向かう事にした。

あーもうだりーな…ってなったらすぐに休みに行けるのが一人旅のメリットその1。

ポルトガル ポンジアスカルホテル

今回宿泊したのはPao de Acucar Hotel(ポン・ジ・アスカルホテル)一泊54EURO。

ホテル内にはブリキのおもちゃが色々展示されてたりして中々遊び心がある作りになっていた。
フロントのお兄さんもすごく人当たりがいい方で難なくチェックインを済ませる事が出来たよ。

ポンジアスカルホテル ポルト

室内は広くないもののかなりきれいめな印象。
民族柄の絨毯がいい感じ。

ポンジアスカルホテル ポルト

トイレ・シャワーユニットはびっくりする程綺麗!こんなに綺麗なとこ初めてみたよ。

駅や市街中央までのアクセスも抜群にいいので、ポルトに滞在する予定の人はこのホテルへの宿泊を検討してみてはいかがだろうか。

Arroz de polvo(タコご飯)

Arroz de polvo

初日の晩ごはんは名物料理のArroz de polvoを食してみる事に。

タコ雑炊といった感じで米にタコの旨味がしっかり染み込んでいて美味。なによりヨーロッパで米が食べられるのは結構ありがたい。ポルトガルは結構米食文化が根付いているので、パン生活が辛い人にはかなり嬉しい環境だと思う。

一つ問題なのは、ポルトガルのレストランで出される料理はとにかく量が多い。この画像でも分かる通り、一人前でも鍋一杯分ドン!と出してくる。(大体茶碗4~5杯分)

少食の人は事前にどの位の量を出してくるか聞いておいたほうが安心かも。

ポルトガル旅行記【2日目】アヴェイロ散策+コスタノヴァ

朝のポルト散策

ホテルで気持ちよく寝る事が出来たので、次の街に向かう前にもうちょっとだけポルトを散策してみる事にするたにの。

ポルト

特に目的も無く歩いているだけでも面白いのがヨーロッパ散策の良いところ。
自然と指がカメラのシャッターを押す速度を加速させる。

かもめ ポルト

ポルトは港町なので、至る所にカモメ?を見かける。

めちゃくちゃカモメを見かけるのに、道にフンの跡を見る事が全く無かったのが不思議。毎日掃除しているのか、はたまたカモメはトイレを覚えていてちゃんと見えない所でうんちしてるのか…。

ドンルイス1世橋

ふらふらと彷徨っていると、ドンルイス1世橋が見える川の前に到着していた。

ご覧の通り曇っていてどんよりした雰囲気になってしまっているけど、夏に訪れればもっと綺麗な写真が撮れるかと思う。川沿いにはレストラン以外にもチーズやワインの専門店的なものが見受けられたので、この辺りでお土産を探してみても良さそう。

ポルト チーズ

肉のお土産は動物検疫の対象になるけど、チーズならOK!
日本ではお目にかかれなさそうな物を買ってみよう。

ポルトからアヴェイロへ

サン・ベント駅

サンベント駅

アズレージョが埋め込まれている立派な建物が、ポルト中央にあるサン・ベント駅。
駅に着いたところで、朝食を済ませてない事に気がついたので、軽く何か食べられる物を探すべく駅周辺の店を回ってみる事にするたにの。

パステル・デ・ナタ

駅の近くにNata Lisboaというパステル・デ・ナタのチェーン店っぽいのがあったので、安定のナタを頼む。

甘すぎないので毎日食べても飽きない。この店はテイクアウトした場合、結構しっかりした箱に詰めてくれるので、お土産用に購入するのも良さそう。

朝ごはんナタを頂いた「Nata Lisboa」はこちら!

From ポルト(São Bento) To Aveiro

サン・ベント駅

サンベント駅構内もたくさんのアズレージョで装飾されている。
公共の建物にその国独自の文化を混ぜ込んでるのってすごく良いことだと思う。

チケットを購入する際は、画像右側の入り口にチケットオフィスがあるので、そこで行きたい駅名を言えば簡単に購入出来るよ。(駅ホームに券売機もあったけど、そもそも切符用の機械ではないのか購入出来なかった。)

アヴェイロまではサンベント駅から約1時間程度

水の都アヴェイロ散策

アヴェイロ ポルトガル

電車でボーッとしてたらあっという間にアヴェイロ駅に到着。乗車中に係の人が切符を持っているのか確認しにくるので、寝ないようにしようね。

アヴェイロ駅から中心部までバスが出てるらしかったけど、自分は歩くのが好きなので、歩いて中心まで向かうことに。

アヴェイロ 鍵 橋

歩き始めて少ししたところに、何やらやたら装飾?された橋を発見。
写真を取りそこねてしまってはいるんだけど、これは全部『南京錠』なんだ。

ヨーロッパでは、カップル達が南京錠に自分たちのイニシャルとかを彫り込んで、それを橋に括り付けるって行為が流行ってるらしい。黒板に相合い傘書くやつ的な

 

たにの
たにの

え?たにのは南京錠に名前書いてこなかったのかって?

たにの
たにの

一緒に名前書く相手がいねーんだよぶっころすぞ

ポルトガルB級グルメ:フランセジーニャ

フランセジーニャ

南京錠特盛ブリッジからちょっと離れたところに、目を引くメニュー看板を発見したたにの。
特にこの目玉焼きが乗ってる謎の物体が意味不明すぎて食べてみたくなったので、ここでランチにする事に。

ポルトガル ビール

たにの
たにの

んほぉ~~~~昼から飲むビールたまんねぇ~~~~

たにの
たにの

この黄色いスープは野菜色々打ち込んで適当に味付けしてみましたみたいな皿。レストランでスープ頼むとこれ出てくる率やたら高い。

普通に美味しいんだけど、やはり量が凄い。。。

ポルトガル フランセジーニャ

ついにやってきたフランセジーニャ…今回の旅で最もたにののお腹をパンパンにした恐ろしい料理

パンとパンの間にチーズ・ベーコン・ソーセージをこれでもかと詰めて挟んだ物をチーズでコーティングして焼き、グレイビーソースでひたひたにしてある。

とにかくしつこいお味…美味しいっちゃ美味しいんだけど、三分の一位食べたところで結構グッとくる。一人で食べるのは自殺行為なので、シェアして食べるのを推奨するよ。

ポルトガル ポテト

フランセジーニャに悪戦苦闘してる最中に追加で持ってこられた山盛りのポテト。
ポルトガル人の考える一人前の量やっぱおかしくないか…?

ここ数年で食べ物を残した事はなかったんだけど、流石にポテトは全て食べきれずダウン。

ごめんなさいチップを2EURO机に置いてそそくさと店を出たのであった…

フランセジーニャを頂いた「Cervejaria Tico-Tico」の場所はこちら!

アヴェイロ中心街を歩く

アヴェイロ 市街地

小さめの広場。モザイク模様の地面が可愛い。

アヴェイロ 店

お土産屋さん。ポートワインやお菓子が並べられていた。
中ではアイスとかも食べる事が出来たっぽい。フランセジーニャにお腹破壊されたので今回はパス。

アヴェイロ 

大きな川を挟んで左右に色んな店が展開されている。
観光用の船も多く配備されていたけれど、やはり冬なので乗客も少なかったね。

しばらく歩いていると小雨が降り始めてしまったので、近くのカフェのようなパン屋に避難する事に

オヴォシュ・モーレシュ【Ovos Moles】

オボシュ・モーレシュ

オヴォシュ・モーレシュは、貝殻の形をしたモナカの中にオヴォシュクリームという卵黄の味がするねっとりとしたクリームを詰め込んだアヴェイロの銘菓。

自分の中のポルトガルに行ったら絶対食べておきたいお菓子リストに入っていたので、カプチーノと共にいくつか注文。

オボシュ・モーレシュ

中身は綺麗なオレンジ。一口食べると強目の卵黄の風味と口の中が砂糖の海になったような甘さが広がる…。
見た目はおしゃれだし、結構不思議な味がするので、お土産用に買っていけばうけるかも。

オボシュ・モーレシュを頂いた「Padaria Ria Pão」はこちら!

コスタノヴァのストライプな町並み

アヴェイロ自体には、有名な観光名所みたいなのは無いので、一通り街を見終わったたにのは、アヴェイロから西に少しいった所にある有名ビーチ「コスタノヴァ」を目指す事にした。

冬にビーチ…?って思う方もいるかと思うが、コスタノヴァはストライプ模様の家が立ち並ぶ町並みがインスタ映えされるとかで人気があるので一度見てみたかったんだ。

コスタノヴァへの行き方は以下の記事参照

コスタノヴァ 行き方

ご覧の通り、ストライプ模様の家が立ち並んでいる。これは、漁に出た漁師さん達が霧の中でも自分の家を探せるようにと派手な色合いにしているみたい。
コスタノヴァ 霧

これは午前8時位に撮った写真なんだけど、霧が物凄いことになってて全然見えない。
確かにストライプの町並みがないと、海側から陸地が全然確認出来なさそう…。

正直言ってストライプの町並み位しか見どころがないのと、昼に食べたフランセジーニャが重すぎて若干体調が良くなかったのでササッと宿に向かう事にした。

コスタノヴァホテル

宿もしっかりストライプ。笑顔の素敵なお姉さんにチェックイン対応して頂き、さっそく部屋に向かった。ぽんぺぽんぺ

Costa Nova Hotel

シングルルームが空いて無かったのか、ダブルルームに通される。一人で二人部屋使うの結構悪い事してる感あって好きじゃないから、普通にシングルにしてほしかった。

コスタノバホテル

一つ残念だったのは、冷蔵庫がないので飲み物を冷やす時は、ベランダに置くという前時代的な行為を強いられる事である。冬空の下に置かれたミネラルウォーター達は、翌朝にはキンキンに冷えてた。

 

今回はコスタノヴァを宿泊予定地にしたんだけど、結論から言えばやめておいたほうが無難。
1時間もかからず大体めぼしい所は見終わってしまうので、あくまでアヴェイロの一部分と考えて、日帰りでの観光をオススメするよ。

夜中になってもお腹パンパンだったので、この日はそのまま就寝。

ポルトガル旅行記【3日目】

コスタノヴァからアヴェイロ駅に戻る

コスタノバホテル 朝食

ホテルのバイキング式朝食を軽く頂き、アヴェイロ駅に戻る為バス停でバスを待つ。

コスタノヴァ 霧

朝方のコスタノヴァは霧に包まれていていた。
この時点まで青空を一度も見てなかった事に気が付き、このままオンリークラウディな旅行が続いてしまうのではないかと不安になる。

コスタノヴァのバス停の位置は行き方の記事にまとめてあるよ。

コインブラに向かう

アヴェイロ コインブラ チケット

アヴェイロ駅まで戻り、チケットオフィスで無事チケットを購入…したはいいが、次に来るコインブラ行きの電車は46分後という大幅時間ロスをやらかす。

アヴェイロ駅周辺には、これといって見るものもないので、駅のベンチで地球の歩き方を見ながら今後の予定を考える事にした。みんなは事前にちゃんと時間を確認して賢い予定をたてような。

コインブラ駅

そんなこんなでコインブラに到着。未だ太陽が微笑むことは無い。

コインブラでランチ 子豚の丸焼きサンド!?

Sandes de Leitão

駅からすぐ近くの路地裏が面白そうだったので、足を踏み入れてみると何やらエグい看板を掲げてる店を発見する。

日本だったら「いらすとや」の画像に差し替えろって抗議されそうなえぐさ。

「Leitão」はポルトガルで子豚の意味。そう、コインブラでは子豚の丸焼きが名物として有名なんだ!

とはいったものの、子豚の丸焼きなんてとても一人じゃ食べきれない…。そんな客のニーズに答えて子豚サンドイッチを提供しているのがこの『Sandes de Leitão』さん。

レイタオンサンド コインブラ

レイタオンサンドとコーラ(ぺぷし)を頼み、さっそくいただく。

なんだ………この旨さは………?

 

パリパリに焼かれた皮の部分と、ジューシーな肉の部分の食感の違いが楽しい。

用意されているにんにくソースをかけて味変させるともうたまらん…。

今まで旅行してきた中で色々食べてきたけど、これは断トツで美味しかったので、コインブラに行く予定がある人は是非寄って頂きたい。

グラム単位で注文して持ち帰る事も出来るので、宿に持ち帰って酒のあてにするのも良さそうだね。

レイタオンサンドを頂いた『Sandes de Leitão』の場所はこちら!

コインブラ散策

サンタ・クラーラ=ア=ヴェーリャ修道院

サンタ・クラーラ=ア=ヴェーリャ修道院

美味しい子豚サンドでHP全回復したので、店から少し離れたところにある「サンタ・クラーラ=ア=ヴェーリャ修道院」を見学しにいってみた。

朽ち果てた遺跡を見ながら、当時の人々の生活はどんな感じだったんだろうかって考えるの好き。

サンタ・クラーラ=ア=ヴェーリャ修道院

こういう説明文書いてある石碑みたいなのって旅行行くと何故か写真に撮っちゃうんだけど、冷静に考えるとまったく撮る必要ないよなこれ。ツーリストあるある。

コインブラ 散策 旅行

修道院の内部は入れなかったので、一旦コインブラ旧市街側に戻る事に。

オレンジ屋根の町並みを見ながらだと帰り道も楽しい。

サン・ティアゴ教会

サン・ティアゴ教会

コインブラ旧市街の入り口辺りにあるこじんまりとした教会。
観光客が寄り付くような教会ではなく、地元のおじいちゃんが熱心にお祈りしていたよ。

そんな状態だったので内部の写真はないんだけど、石造りで飾り気のない無骨な感じがすごく良くて、20分位ボーッと教会内で過ごしたんだ。

その間ずっと神様に晴れてくれ晴れてくれってお祈りしてた。

サン・ティアゴ教会 猫

ちなみに教会の横っちょに小さい猫用?の家が建ってる。かわいい。
残念ながら家主は不在だったけど、運が良ければ顔を出しているとこをを見られるかも。

コインブラ旧大聖堂

コインブラ旧大聖堂

サン・ティアゴ教会でのお祈りが神に通じたのか、一気に快晴の空の下 夢という名の大航海へ。

教会や大聖堂が大好きなので、このまま旧市街中心部にあるコインブラ旧大聖堂に行くことにした。

コインブラはかなり高低差が激しい街の作りをしていて、この大聖堂は急な坂を何度も登らないと辿り着けない。坂道を歩くのが辛すぎてメッカを目指す巡礼者の気持ちになれる。

コインブラ旧大聖堂

一歩足を踏み入れるとひんやりした空気が出迎えてくれる。
教会・大聖堂特有の木の長椅子が置かれているのを見るとなんかほっとする。

コインブラ旧大聖堂

この大聖堂は1184年に一般公開が開始されたらしい。
岩から削り出した柱とか、掘られたレリーフには、800年分の時間が詰まってる。なんか素敵やん。

コインブラ旧大聖堂

旧大聖堂のすぐ近くには、カフェ・バー的な場所もあったので、このままコインブラ大学まで見学に行く人は休憩しておくのもいいかもね。

コインブラ大学

コインブラ大学

コインブラ旧大聖堂から更に坂を登っていくと辿り着くのがこのコインブラ大学。
コインブラはこの大きい大学の存在もあって、学生の街と呼ばれているよ。

満身創痍で坂を登る俺を軽々と追い抜いていく学生達は、ハリー・ポッターに出てくるような黒いローブを纏ってた。まるでコスプレ会場に迷い込んだような錯覚に陥るが、ヨーロッパの町並みがあまりにマッチしててしばらく見とれてた。

あとみんなおっぱい大きかった。いっぱいごはんたべるからかなって思ってたら、急に空が曇り始めた。ファッキューゴッド。

最古の金平糖『Confeito』を求めて

パステル・デ・テントゥガル

戦国時代にポルトガルから日本に伝わったと言われている金平糖。

前世がアリさんだったであろう僕は、氷砂糖や金平糖が大好きで、是非本場の金平糖を食べてみたいと思っていたんだ。

ちょっと分かりづらいけど、画像の下段に配置されてるカラフルな物が本場「Confeito」

お土産として持ち帰り、実際に食べてみると食感がグニッギュムッ…としていて味は普通に砂糖。

漫画「信長のシェフ」でルイス・フロイスが献上した金平糖を信長が食べた時「カリッ」って擬音を付けていたけど、絶対あんな音鳴らないからな。あの作者は金平糖エアプだから信じるな。

グニッ…ギュッ…だ…

パステル・デ・テントゥガル

金平糖だけ買うのも寂しいので、おやつとして「パステル・デ・テントゥガル」を頂いてみた。

これはシロップ漬けにしたカステラをパイ生地で包んだようなお菓子で、周りはサクサク、中はしっとりぴちゃぴちゃしてて不思議な美味しさ。

元祖金平糖が購入出来る『Pastelaria Briosa』の場所はこちら!

 

コインブラの宿『モデルナ(Moderna)』

コインブラ モデルナ ホテル

おやつを食べ終わったところで、小雨が降り始めたので、一旦宿に退避する事にした。

チェックインカウンターのお姉さんがガイド用の地図に晩飯を食える所とか色々メモしてくれた。あったけぇ…。

部屋の印象は結構年季入ったビジネスホテルといった感じ。
とはいうもののアメニティとかも普通についてて悪くない。

コインブラ ホテル モデルナ

一番の衝撃は、渡された鍵がキーブレードだったことだよ。

これ初めて使ったんだけど、扉開けるのめちゃくちゃコツがいるんだ。

常人の頭だと、鍵を奥まで差し込んで回せば開けられると思うじゃん?

それだと全然開かないんだなぁ~これが…特定の位置にピンポイントで先っぽの凹凸部分を合わせていい感じに回す事で鍵を開ける事が出来る。

たにの
たにの

こんなん初見で分かるわけないょ…もうマジ無理……ハートレス狩りぃこ……

キーブレードの勇者になれるホテル『モデルナ』の場所はこちら!
Booking.comのURLはココ

コインブラ名物『シャンファーナ』【ディナー】

コインブラに行ったらこれは食べよう!と決めていた料理の中に「シャンファーナ」というものがあり、食べられるレストランを探したら、宿から徒歩20秒位の所にある食堂で提供していたので行ってみる事にした。(地図にいっぱいレストランの場所メモしてくれたお姉さんゴメンナ…

コインブラ シャンファーナ

シャンファーナは、骨付きの子羊肉を香草と赤ワインで煮込んだ料理で、クセがそこそこ強いので人を選ぶ料理だと思う。自分は結構好き。

肉はホロホロに煮込まれていて食べやすいんだけど、案の定山盛りなので質量的に辛い。

コインブラ シャンファーナ

肉に合わせるならやっぱり赤ワイン…と思ってグラスワインで頼んだらデキャンタで持ってこられた。この量でたったの3Euro…ワイン好きだったらたまらないんだろうけど、酒に弱い俺にこれはキツすぎた。流石に酒まで大盛りにしてくるのは読めなかったよ。

コインブラ シャンファーナ 付け合せ

肉を半分くらい平らげた頃に、付け合せの蒸し野菜がこれでもかと提供された。

いや、美味いんだよ…でもな……持ってきすぎなんだよこれ……気合で全部平らげたけど、液状じゃない一日分の野菜を摂取したのは人生で初めての経験だよ。

ポルトガル名物:シャンファーナを頂いた『Paço do Conde』の場所はこちら!

この日はお腹いっぱいだし坂登りすぎて疲れたので宿に戻ってがっつり熟睡。

 

ポルトガル旅行記その2に続く

 

タイトルとURLをコピーしました