

特にモンサントで見る風景はオススメで
ポルトガルに行く機械があれば絶対に行ってほしい村だね!
旅行記前半パートはこちら!
ポルトガル旅程表
日付 | 移動・滞在予定 |
---|---|
2/7 | 成田空港→ドバイ国際空港(Dubai International Airport ) |
2/8 | ドバイ空港→ポルト空港(Aeroporto Francisco Sá Carneiro) ポルト市街散策 |
2/9 | ポルト→アヴェイロ→コスタノヴァ |
2/10 | コスタノヴァ→アヴェイロ→コインブラ |
2/11 | コインブラ→entroncamento→カシュテロブランコ→モンサント ←今ココ! |
2/12 | モンサント→カステロ・ブランコ→リスボン |
2/13 | リスボン散策 |
2/14 | 帰宅:リスボン→ドバイ→成田空港” |

今回はポルトガル第二の都市であるポルトから南下していくように旅程を組んだよ。

日本からポルトガルへは、フライト時間がトランジット込で丸々24時間あるので、じっとしていられない人にはかなり苦行の旅になると思うよ。
ポルトガル旅行記【2020】part2
ポルトガル旅行記 4日目
おじいちゃん、こんな感じでいいすか?
流石にこの時間帯だとほとんど人の姿を見ることもなく、人気がなさ過ぎて若干不安になる。
カシュテロブランコでのランチ
5時間電車に揺られ、へろへろになりつつもカシュテロブランコ駅に到着したよ。
ちょうど昼時だったので、何か良さげなレストランがないか調べてみると、駅から2キロ位離れた所に大衆食堂っぽい店があったので向かってみる事にした。
嬉しい事にこの日は非常に天気が良く、2月だというのにちょっと歩いただけで汗が吹き出る気温になっていた。というよりポルトガルは冬でも日本に比べれば結構温かいので、あまり厚着しすぎる必要はなさそうだね。
汗だくになりながらたどり着いたのは「Churrasqueira da Quinta – Granja」というそこそこ大きめな大衆食堂。
ビールを飲む気分でも無かったので、とりあえずコーラ(ペプスィ)と謎スープ、バカリャウのグリルを注文してみる。
いつもの黄色い謎スープ。ここのはほうれん草っぽい物が多めに入ってた。
店によって謎スープの具が全然違うのはちょっとおもしろい。家庭の味。
メインディッシュのバカリャウグリル。後で調べてみたら正式名称は「バカリャウ・アサード・ノ・フォルノ」っていうっぽい?めっちゃカッケェ…👶
バカリャウ(塩漬けにしたタラを干したもの)をオリーブオイルとにんにくでグリルした料理。
ポルトガルといえばバカリャウ!って位にメジャーな食材なんだけど、旅行4日目にしてようやく実食する事が出来た。
肝心の味だけど、塩食ってんのかって位にしょっぱい。行きの道程で出した汗の塩分が10倍増しでギュンギュン補給される。付け合せのライスが無かったら確実に残していたであろう塩辛さだったが、気合でなんとか完食。高血圧の人がこれ食ったら即死しそうだから、おっさん、おじいちゃん達は別のもの頼んだほうが良いと思うよ。(シュラスコとか肉料理も豊富にあったよ)
この後汗だくになりながら駅まで戻ったので、塩分補給しておいてよかった説ある。
ポルトガルで最もポルトガルらしい村!モンサント観光
カシュテロブランコ駅まで戻り、タクシー乗り場のおじさんに挨拶したら「モンサント行くんだろ?」って言われた。そうだよ。
バスでも行けるには行けるんだけど、出てる本数が一日一本とかなので、タクシーで行くのが楽だね。バスだと乗り換えもあって、海外旅行初心者にはちょっとつらいかも。
タクシーの運ちゃんは、モンサントが見えるたびに「あれがモンサントだぞ!」って言ってくる

見ろよ!あれがモンサントだぞ!

オゥゥ…グレェィトゥ!

見てみろ!あれがモンサントだぞ!

オゥゥ…グレェィトゥ!

モンサントが見えるぞ!

いや、わかったって
このやり取りを何回か繰り返してたらモンサントの入り口に到着!
モンサントの建物は全て石で出来ていて、一歩踏み出せば中世の世界にタイムスリップしたような錯覚に陥る。こんな田舎にもちゃんと人が住んでるんだなァ…ってちょっと感動する。
村に一軒だけある教会(左)を横目に登っていくと
なんか福を呼びそうな猫が塀の上で日向ぼっこしてるのを見つける。
悟りを開いたような表情で僕を見下ろすこの猫を「長老」と名付けた。
長老の元からしばらく歩いていると、前方から犬がしっぽ降りながらやってきた。
飼い主の姿は見えず、セルフ散歩してるみたいだった。かしこい
ここまで人間の姿を見てないんだけど、動物の村なのかここは…?
唐突に現れた岩を掘って作ったであろう家?倉庫?
ちゃんと中に入る事も出来るので、入ってみる。
中まで完全に岩造りの空間になっていて、椅子とよく分からない柱みたいなのが置かれていた。
岩穴の中なので、防空壕とかそういうものを想起させるこの空間で、数百年前に何が行われていたのか…。ロマンやね。
防空壕もどきから少し行った所に、小さい広場があるので寄ってみると
長閑な風景が広がっていて魂が洗濯される。
聞いた話では、モンサント村から一度も外に出ないまま生涯を終えるような人もいるらしい。
この風景を見てしまうと、その考えもありだなって思ってしまう。
素晴らしい風景を堪能し終わり、次の目的地に向かおうと道に出たところで長老がそっと佇んでた。
カリン様並に目を開けないモンサントの守護猫。
触ろうと近づくとそっと逃げていき、お気に入りのポジションへと収まっていった。
路地裏と猫という絵になる組み合わせを背に、次なる目的地へと向かう。
モンサントで見ておくべきスポットとして、モンサント城跡があるらしいので、そちらに向かって歩いて行くと、中々険しい道程が眼前に現れた。
そこそこの斜面だというのに手すりなんかが無いため、滑って転ぶと普通に怪我しそう。
運動不足の僕には結構キツイ道程が続く。
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城への道程に比べたら屁でもない程度の坂だから、一般人並の体力がある人だったら余裕で登りきれると思う。
坂を登っている途中にドラクエの祠みたいな建物を発見する。
さいごのかぎを持っていれば中の旅の扉を使えそう。
山頂に辿り着き、城壁内に入ってみるとあるのは小さい小屋と貯水槽がわずかに残るばかり。
モンサント城は山頂に築かれている事から、かなりの堅城であったと窺えるが、何故今は僅かな城壁しか残っていないのか…
きっと敵にとんでもない策士がいて、なんか凄い作戦で一瞬のうちに滅ぼしたに違いないよ…だってこんな山頂の城を攻めるなんて無理じゃん…アゼルバイジャン…
日本に帰ってから城が崩壊した原因を調べてみたら、不注意で火薬庫が爆発して全部吹き飛んだらしい。そんな現場ネコみてーな奴に火薬の管理任せてるんじゃねーよ。
城壁の上にも登る事が出来、そこからはモンサントの村全体が見渡せるぞ。
手すりとか無いのと足場がボコボコして不安定でめちゃ怖い。落ちたら普通に死ねそう。
長時間移動と山登りで疲れたので、一旦宿に向かう事にする。
一軒家を丸ごと貸し出した宿!?『Castelo Cottages II』
もうこれだけでここ選んで良かったな!たにのグッジョブってなりテンション上がる。
朝ごはん用のパンとオレンジ、ワインやコーヒーも用意してくれていたぞ。

ストーブの頭に生えてる筒が部屋全体に張り巡らされていて、ここを温かい空気が通る事で室温を上げる仕組みになっている。
これが原始時代だったら俺の命はとうに尽きていたであろう。
モンサントでのハプニング!?

まさか海外旅行中に目玉焼きを焼く事になるとは夢にも思わなかったぞ

俺はノルドなんだ…誰がなんと言おうとスカイリムのドラゴンボーンなんだ……
ポルトガル旅行記 5日目
このバスでカシュテロブランコに戻る事になる。料金は6Euro位。
モンサントからは自分以外の旅行者や、学生っぽい子達が乗ってきた。
もし寝坊したらどうやって学校に通うんだろうか…。
40分位バスに揺られカシュテロブランコのバスステーションに着いたが、リスボン行きのバスが到着するまで時間があるので駅前のカフェで朝食を頂く。
パステル・デ・ナタはどこの店で食べてもも美味いのだ。
カシュテロブランコ駅横のバスチケット売り場でチケットを購入し、しばらくバスを待つ。
周りに旅行者っぽい人はおらず、なんとなく居心地が悪い。
カシュテロブランコからリスボンのセッテ・リオス駅までは、15Euro程。
バス来なすぎて不安になってきた頃に、20分程遅れてバスが到着。
海外旅行でバスのトランク使うのは盗まれそうで怖いんだけど、このバスは荷物を社内に持ち込めないっぽいのでしょうがなく預けておく。
約2時間弱バスに揺られ、リスボンで一番大きいバスターミナルであるセッテ・リオスに到着。
観光客よりは、地元の人がほとんどって印象。日本だと大きなバスターミナルってないから、こういう所来るとワクワクするね。
セッテ・リオスを出ると、ヨーロッパ特有の町並みが目の前に広がる。
こういうカラフルな住宅街っぽいのが立ち並ぶ姿が凄い好き。日本だとこういった隙間なく建物が並んでる町並みってないよね。なんでなんやろね。
モンサントから一気に近代化した風景に若干戸惑いつつも近くの駅を目指す。
リスボン観光
リスボン旧市街地側に向かう為、セッテ・リオスからすぐの駅「Praça de Espanha駅」から電車に乗る事にする。リスボンで電車に乗る際は、ヴィヴァ・ヴィアジェンカード(Viva viagem card)というチケットの購入が必要だよ。
これは日本のSuicaみたいな感じでお金をチャージして使うタイプの切符になっているんだ。
ヨーロッパの切符事情ってエリア制だったり24時間乗り放題制だったりややこしい時が多いんだけど、これはカード本体にチャージするだけでいいから楽ちん。
そんなこんなでサンタ・アポローニア駅に到着。知らない駅に着いた時のワクワク感好き。
駅の前には観光用のミニバスみたいなのが待機してた。
ツアー利用客のおばちゃん達が乗り込み出荷されていく。ドナドナドナ
ちょうど昼時だったので、まずは駅近の適当な店で腹ごしらえする事に。
料理名は覚えていないけど、アサリの酒蒸しっぽいのにレモンとパクチーを加え爽やかな風味のする一皿。パクチー嫌いだから結構辛い。好きな人はかなり好きなタイプのお料理。
皿の下の方にはパンが沈んでいて、見た目の割にお腹に溜まる。
リスボン最古の町並み アルファマ地区
アルファマ地区はリスボンの下町的なエリア。東京でいったら浅草みたいなところ。
若干薄汚れた建物が並ぶ風景に路面電車がマッチしてて好き。
リスボンは全体的に勾配が激しく徒歩移動は結構キツイので、路面電車を使って移動するのがかしこいと思うよ。
カーブ沿いの建物ってなんか好き。先が見えないワクワク感が楽しい。
細い路地裏の階段を降りる途中にもアズレージョが飾られていたりする。
ヨーロッパの街ってパット見はどれも同じに見えるけど、どの国もどこかしらにその国特有の何かが見られたりして、それを見つけるのも街散策の楽しみ方の一つだよね。
夏に来れば人で埋まってそうなテラス席が立ち並ぶ。2月の寒さの中で利用してる人は流石にいなかった。
この席が全部埋まってる位賑わってる夏のリスボンも見てみたくなったよ。
海が見える所の建物は、やはり色が派手目になっている事が多い気がする。
これも漁師達が港に帰ってこれるようにしているのだろうか。
アルファマ区には教会もたくさん建てられているので、教会・大聖堂フェチの自分にはどストライク。でも流石に首都だけあり、どこも観光客で騒がしくゆっくり見ていられる感じではない。
画像は唯一人気が無く静かに見学出来たサンタ・マリア・マダレナ教会。
あまり教会内でパシャパシャ写真撮るのも好きではないので、休憩中に一枚だけ撮らせて頂く。
リスボンでカタプラーナ料理が楽しめるレストラン『Mar ao Carmo』
本日のディナーを頂くレストランを探すために徘徊していると、カニのマークのイカした店を発見する。店先に掲げられていたメニューを見てみると、「cataplana」の文字が!
cataplanaは料理名ではなく、カタプラーナ鍋というポルトガル特有の鍋の事で、魚介類の蒸煮等を作る時に使われるらしいよ。
入口付近には、大きな水槽の中にたくさんのカニ達が待機していた。
店内に生簀とか水槽を置いている店の料理は5割増しで美味しく感じるよな。
前菜に頼んだタコのマリネ。野菜とタコの比率が1:9のマリネは流石に初めてだよ…。
タコたっぷりで大変美味しい。でもパクチーはいらんかった。
メインのカタプラーナが到着!大量のエビ、鮭、マテ貝、ムール貝等がぎっしり煮込まれてる。
一言で言い表せばポルトガル風ブイヤベースみたいな感じ。あっさり目な味付けで食べやすい。
メニューには二人前から~って表記があるけど、一人前の量で注文する事も出来るから、ぼっち旅でも安心。親切なお兄さんの接客が好印象だった事を覚えてる。

Can i order one person ?
↑クソザコ英語力の限界
デザートはオレンジ・プディングを頼んだみた。手作り感がある歪な形のプリン。
ちなみに味は普通のプリンで、オレンジプディング要素は右側のオレンジだけである。
お腹いっぱいになったので、宿に向かう。
ロシオ広場付近はこの時間帯でもたくさんの人で賑わっていた。
Rossio Boutique Hotel
毎日のようにホテルを変えられるのはパックパッカーの強み。
ということでリスボンの宿はどこ行くにもアクセスの良い「Rossio Boutique Hotel」にしてみた。
Bookinng.comで予約した時に、1名部屋が選べず仕方無く2名部屋を選択して予約したら、ホテルのチェックイン時に受付のお姉さんに「えっ?あなた一人?」って言われて、彼女に振られて一人で来る事になっちゃった男みたいな空気になって若干気まずかった。

Only you…?

Only me!!

oh…
ok!No problem!

なんだよこの空気はよ
バス・トイレ周りは半端ない綺麗さ。ポルトガルは全体的に清潔な宿が多くて潔癖症気味の自分にはかなり嬉しい環境。シャンプーや固形石鹸等のアメニティ類もしっかり用意されてて嬉しい。
案内された部屋が6Fとかだったので、窓からはリスボンの町並みを望むことが出来た。
ポルトガル旅行記 6日目
実質最終日の6日目はパステル・デ・ナタをポルトガルで一番最初に売り出したと言われている老舗の『パスティス・デ・ベレン』っていう店があるベレン地区に向かうよ。
ベレン地区には巨大な修道院「ジェローニモス修道院」や緑いっぱいの庭園等があったりで、見どころがたくさんあるんだ。
あれ?今自分がいる所からベレン地区までなら歩いていっても余裕じゃね?景色も見られるし!
という浅はかな考えが、後にたにののあんよを破壊する事になる。
リスボン観光~ベレン地区への道~
ホテルを出てコメルシオ広場側に歩いて行く間で適当に朝食を摂ることに。
コメルシオ広場前の通りには、たくさんの店が並んでいるので適当なパン屋に入ってみたが、ここのクロワッサンにチーズとハムハサンダーノが結構美味かった。
フリーWi-Fiも用意されてたので、散策前にゆっくり調べものしたりも出来そう。
コメルシオ広場とアルコ・ダ・ルア・アウグスタ
凱旋門風の建築物がコメルシオ広場の入り口に待ち受けている。
めちゃくちゃデカくて遠目からでもすぐ分かるので、迷ったらこれを目印にするといいかも。
下をくぐってみるとどっしりしててカッコいい。内側はあまり装飾が無く、シンプルに見えるけど、外から見ると至る所に装飾が掘られていて見応えのある建物になってるよ。
広場中央にはジョゼ一世(ポルトガルの王様)像が建てられている。
黄色い長めの建物に囲まれてる広場は他ではあまり見ない感じ。
ベレン地区までここからひたすら歩く事になるんだけど、コメルシオ広場からベレン地区までの間は、ビジネス街的な道程になっていて、観光客がわざわざ歩いてもまったく面白みの無い区間になっている。
唯一目を引いたものが、唐突に現れたTレックスくん。博物館か何かがあったのかもしれない。
なぜか門は警備員二名によって固く守られていた。
Tレックスくん付近から5分程度歩いたら、やっとベレン地区に到着…!
国立馬車博物館のすぐ横にあるアフンソ・デアルブケルケ庭園には、トイレもあったのでここで一旦お花をつむ。
ベレン地区散策
パスティシュ・デ・ベレンのナタ
無能すぎる旅行プランを立てた事により、6キロ歩き続けたせいでもう本日の観光用体力のほとんどを失ったたにの。
このままだと本日の観光記録が、ただ歩いただけになりそうだったので、パスティシュ・デ・ベレンで休憩する事に。
店の前には既に人だかりが出来ていたけど、席数が百席近くあり、回転がスムーズだったので割とすぐ入る事が出来たんだ。
肝心のナタの味だけど、他の店より甘さ控えめであっさりしているので食べやすい。
クリーム部分も普通のナタはもっちゃりしてるんだけど、サラサラ目で卵の風味がしっかり感じられる。
黄色の土手に赤いのが乗ってる謎の食べ物は、ただひたすら甘い何かだった。卵ババロアチェリージャム乗せみたいな感じ
絵付きのメニューが用意されているのは、海外だとかなり珍しい気がする。
観光客の100%が寄っているであろう店なので、言葉が分からない人用に配慮されてるのがいいね。
ジェローニモス修道院
めちゃうまナタを食べ、体力も十分回復したのでさっそく観光の続きを楽しむ事にするたにの。
次のお目当てはベレン地区の目玉「ジェローニモス修道院」に行ってみた。
修道院っていうのは、修道士として共同生活を送るための住居的なもので、修道士達は日々のお祈りをしたり、仕事として畑を耕したり聖書の写本なんかを行っていたみたい。
ジェローニモス修道院は、無料で見学出来る1Fの聖堂部分と有料で見学出来る部分があるよ。
無料でも十分魅力的な聖堂部分を見ることは出来るんだけど、せっかくなので是非有料チケットを購入し、全体を見てほしいところ。
チケット売り場は上記画像のようにわかりやすくなってる。
券売機で購入するシステムになっているので、コミュ力のない旅人でも簡単にチケットを購入する事が出来るんだ。
チケットを購入し、さっそく足を踏み入れてみると最初に目に入ってくるのは修道士達が宿泊する為のエリア。
この画像だと分かりづらいけど、壁にかなりの量のドアが付いていて、一部屋に何人かの修道士が寝泊まりしていたんだと思う。合宿みたいで楽しそう。
宿泊エリアには、大きめのスペースが確保された部屋が繋がっていて、壁面の一部がアズレージョで装飾がされていた。このスペースで勉強とか仕事をしていたのかもしれないね。
宿泊エリアの階段を上がると、無料で見学出来る聖堂エリアを2Fから見る事が出来る。
2Fからだとステンドグラスを間近に見ることが出来るのが嬉しい。
ボターニコトロピカル庭園
ジェローニモス修道院を満喫し、次にどこ行くべきかGoogleMapをチェックしてみると、近くには庭園が4箇所もあることが判明。
その中でも独立して大きめなボターニコトロピカル庭園を見学させてもらう事にしてみたんだ。
今だから思うけど、冬場にトロピカルって名前付いてるとこ普通行かねーだろアホかよ

普段庭園なんかに行こうとは思わないけど、トリップハイになってるのか謎な決断をしちゃうのは旅行あるあるだよね
入り口で入場料4EUROを支払い、辺りを見渡してみると背の高い南国感ある木が並んでいるのが見える。
庭園内には植物の近くにパネルが設置されていて、何が植えられているのか分かるようになってるよ。
人口の川っぽいものが結構な範囲で作られていて、可愛らしい小さな橋が設置されていた。
置物かな?って思ったら本物の孔雀がそこら辺を闊歩してた。
孔雀以外にも水鳥が結構な数いて、そこらへんうんこまみれになってるので、行ってみたいと思った人は気をつけて歩かないと靴が悲惨な事になるって事を覚えておこう。
ランチ:イカとトマトソースかけた謎ライス
料理名も店の名前も覚えていないが、ここのイカライスが美味しかった事だけは覚えてる。
よくわからん料理を適当に頼んでもだいたい美味しいのがポルトガルの良いところ。
↓の地図の店が本当にこの料理を出していた所かが正直ちょっと自信ないんだけど、この通りには良い雰囲気の店がいっぱいあったから、どこ入ってもきっと大丈夫だよ!(無責任
ランチを頂いた後は、足が疲れすぎたのでタクシーで一旦宿まで帰ることにした。
みんなはベレン地区まで徒歩で行くとか頭悪い事絶対しないようにしようね!
リスボン水族館に行ってみた
宿で休憩しつつどこに行こうか調べていたら、リスボンの水族館は欧州で一番凄いらしい事が分かったので、水生生物大好きなたにのは急いで駅に向かうのだった。
リスボン水族館へは、「Cabo Ruivo」か一つ先の「Oriente」から徒歩で向かう事になると思うよ。Aeroporto行きのメトロに乗ればOK!
リスボン水族館のチケットは、建物の外に券売機があるのでそこで購入しよう。
中に入ってみると、水草を主体とした巨大なネイチャーアクアリウム水槽が立ち並ぶ。
これは日本の水槽メーカーであるADA(アクアデザインアマノ)の天野さんがレイアウトしたもので、昔熱帯魚を飼育にハマってたたにのは、どうしてもこれが見てみたかったんだ。
ちなみにスカイツリー内のすみだ水族館の水草水槽も、ADAの天野さんが手掛けているよ。
ネイチャーアクアリウム水槽エリアだけで1フロア取ってるのは凄い。
流石は天下のADA様や…
このエリアだけで1時間位なら余裕で時間潰せちゃいそうだけど、水族館に到着したのが夕方時で、閉館までそんなに時間も残されていなかった為、付近の階段を降りて海水エリアに向かう。
この水族館はかなり面白いレイアウトをしていて、部屋一つ丸ごと使って1つの生体エリアを作ったりしている。なので海鳥なんかはそこらへんを飛び回ってたりするし、手の届く所で休んでいたりもする。

この「あっ僕ペンギンですよ」みたいな顔してる鳥なに…?
人気のペンギンやラッコもしっかり展示されていて、このエリアは子供達が狂ったように騒いでいた。
爬虫類コーナーなんかもあって、カエルが擬態しやすいようなレイアウトにされていたよ。
RIB – Beef & Wine LisboaのTボーンステーキ
最後の晩餐という事で、ちょっと豪華な物が食べたくなるのが旅行最終日。
午前中コメルシオ広場付近を見ていた時に、良さげなステーキハウスを見つけていたので、ここでTボーンステーキを頂く事に。
Tボーンステーキって日本だと中々食べる事出来ないし、そもそも食べた事が無かったので自分の中の期待値がメチャクチャ上がっている食べ物。
この店はソースに拘りがあるみたいで、やたら色んな味のソースを持ってきてくれた。(ペッパーマヨっぽいのが結構美味い
肉の味は正直まぁなんとも言えない感じだったかな…。不味くはないけどめっちゃ美味い!って感じではなかった。
店は高級感のある内装で、デートに使ってるカップルが多かった印象。そっかぁ…あいつらのせいでご飯美味しくなかったのかぁ…
A Ginjinhaのジンジーニャを頂く
ポルトガルではポートワイン以外にもジンジーニャっていうさくらんぼのお酒が有名なんだ。
リスボンにはジンジーニャのみを提供してるショットバーみたいなのが何店舗かあって、面白そうなのでディナー後に寄ってみる事にした。
店の外には既にジンジーニャのカップを手にした若者達でいっぱいだったよ。
日本でもこんな感じの梅酒ショットバーなんかがあったら面白いのにね。
一杯1.5EURO位で頂く事が出来る。小さいプラカップにさくらんぼ一粒入ってて可愛い。
味は梅酒のさくらんぼ版って感じ。さくらんぼの風味がしっかり酒に付いていて飲みやすくて美味しい。度数18度位なので飲み過ぎには注意。
日本人が一人でこういう所に来たのが珍しかったのか、現地の若者に絡まれるたにの

!”#$%&'())'”%&#!!!(謎のポルトガル語

???

!&%#%&’!
It’s a joke!haha!
(ジョークだよ!)

HAHA!!That’s funny!!
(ハハッそいつぁおもしれぇや!)

What was the funniest part of the joke right now?
(今の話でどこが一番面白かった!?)

えっ”?
まとめ
ポルトガルは特別コレ!といった有名観光名所があるわけじゃないけど、古い町並みとかが好きな人にはかなりオススメな国だと思うよ。
なにより食べ物が美味しいのが本当に嬉しい。米、魚を食べることが出来て、味も日本人向けなので、海外の食事が合わないみたいな人でも食事の心配しなくて良いので、コロナ騒動が終わって旅行したくなった人は、是非ポルトガル旅行を検討してみてね。